糖尿病の話

第2号:CGM:持続血糖測定について

 現在、糖尿病の治療には、食事療法、運動療法に加えて、飲み薬、インスリン治療などがあります。飲み薬、インスリン治療を行っている方では、1日の血糖がどのように変動しているかを知る事が大切です。このため、一部の患者さんでは医療機関から自己血糖測定器が貸し出され、指先から血液を採取し血糖を測定して、手帳に書いて持ってきてもらっています。医師はそれを参考にして、薬やインスリンの量、種類を決めています。しかし自己血糖測定では、例えば朝食前、夕食前に血糖を測っても、その他の時間の血糖がどうなっているのかはわかりません。


 持続血糖測定(CGM)は、糖尿病の方のお腹に小さい器具をつけて、数日間の血糖を連続して測り、1日の内のどこで血糖が高いか、低いかをグラフにして捉える検査です。CGMによってより細かに患者さん個々に合った治療が可能になります。大きな病院では、既にCGMを完備している機関が多いですが、開業医では、まだ普及していないのが現状です。当院では、今回CGMを導入することで、大きな病院での治療と同等の糖尿病治療を目指しております。あなたに合った適切な治療がきっと見つかるはずです。


 なかなか血糖が良くならない方、低血糖がよく起こってしまうなど血糖が不安定な方だけでなく、初期の隠れ糖尿病状態の把握にも有意義な検査です。ぜひ検査を受ける事をお勧めします。私と一緒に、糖尿病を良くして、合併症のない生活を送りましょう!


 当院のCGMの検査は、一部保険適応の方を除いては7000円です。
 検査は要予約です。詳細に関しては、事前に当院にお問い合わせ下さい。
連絡先:03-3411-1310 近藤内科クリニック  
 

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